SAPではショートカットキーやトランザクションコードなど、
幅広く使うことが出来るテクニックがあります!
本記事では、【SAP初心者向け】クイックビューア(QuickViewer:SQVI)の使い方に
ついて焦点を当て、ご紹介していきます!
ぜひ参考にしてみてください!
早速クイックビューア(QuickViewer:SQVI)の使い方!について、
ご紹介していきます!
SAPではトランザクションコード:SQVIを用いてクイックビューア(QuickViewer)を作成する
ことでABAPプログラミングの知識がなくとも簡易的にSAPのテーブルを参照した
レポートを作成することが可能です。
本記事では、クイックビューア(QuickViewer)の基本的な使い方について説明します。
SQVIでできることについては以下のとおりとなります!
SAPテーブルからデータを抽出し一覧表示
テーブル同士を結合(JOIN)してレポート作成
抽出条件(セレクション条件)を指定
結果の一覧をExcel出力
クイックビューアはT-CODE:SQVIより作成することが可能です。
それでは、実際にT-CODE:SQVIを確認してみましょう。
クイックビューアの登録ボタンを押下すると以下のようなポップアップ画面が出てきます。
データソースは「テーブル結合」を選択します。
クイックビュー:最初の画面で入力したクイックビューアのIDが表示されます。
表題:クイックビューアの表題になります。理解しやすい表題をつけましょう。
コメント:何を目的として作成したのかコメントに残しておくのがおすすめです。
今回は、BKPF(会計伝票ヘッダ)とBSEG(会計伝票明細)を結合してみます。
まず、テーブル追加ボタンを押下して、追加をしたいテーブル名を入力します。
今回はBKPF(会計伝票ヘッダ)とBSEG(会計伝票明細)を結合なので、
まずはBKPFを入力します。
次に結合条件がどのようになっているかを確認してみます。
BKPFとBSEGをつないでいる線が結合条件になっています。
こちらはSAP標準により自動提案してくれています。上の画像の
結合条件は「会社コード」「会計伝票番号」「会計年度」となっており、
会計伝票の複合キーと整合していますので、今回はこちらの条件で問題ありません。
ただ、SAP標準より自動で提案された結合条件が意図しない結合条件に
なっている場合など、結合条件の修正が必要な場合には手動で修正する必要があります。
結合条件の修正方法は下記になります。
結合条件の削除は紐づき線上で右クリックすることにより、
結合条件の削除を行うことができます。