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参議院徳島・高知の補正選挙において、10月22日に広田一氏が当選確実となりました。
“やりたい放題の自民党政治に風穴を開ける”と意気込んでおり、獲得票数も高知・徳島の自民支持率の低さを反映するものになっています。
NHKの事前の情勢取材やきょう投票を済ませた有権者を対象に行った出口調査では、無所属の元参議院議員で立憲民主党と共産党、それに国民民主党や社民党の地方組織が支援した広田氏が、自民党の新人で公明党が推薦した西内健氏(56)を大きく引き離してきわめて優勢です。
参議院補欠選挙2023 徳島高知選挙区 野党支援の広田一氏が当選確実 | NHK | 選挙
こちらのページでは、広田一の以下についてまとめていきますので、どうぞご覧ください。
・経歴
・家族
・年収
・選挙結果
その前に簡単ではありますが、補欠選挙とは何のことでしょうか?
選挙に当選した「議員」が死亡や辞職をした場合に、繰り上げ当選をしても議員の数が不足する場合に行われる選挙であり、補欠選挙を実施する条件は公職選挙法第113条により定められています。
<補欠選挙がおこなわれる場合>
衆議院小選挙区選出議員の欠員が発生したとき
参議院選挙区では、当該選挙区の定数の4分の1を超える欠員が出たとき
衆議院・参議院の比例代表では、欠員の人数が不足数を合わせて定数の4分の1を超えたとき(実際には繰り上げ当選が実施される場合が多い)
都道府県議会の場合には定数が複数の選挙区で2人以上の欠員が出たときか、定数が1人の選挙区で欠員が出たとき
都道府県知事の選挙が行われる際に議会に欠員が発生しているとき
こちらのサイトも分かり易く解説してくれていますので、ご参考までに↓↓↓
以上が補欠選挙についての解説でした。
それでは広田一氏のプロフィール・経歴等についてみていきましょう!
政治家としての経歴は?
早稲田大学在学中に、小渕恵三衆議院議員(当時)の下で鞄持ちを務めており、卒業後、西武鉄道グループの企業であるコクドに入社しました。
1995年には高知県議会議員選挙に無所属で出馬し、初当選。その後、高知県議を2期6年務めました。
広田氏は2001年に参議院議員選挙にも挑戦し、初めて立候補した際は自民党現職に敗れましたが、2004年に再び立候補し、自民党現職を破って初当選しました。
2007年では高知2区で無所属で立候補する意向を表明したことで、事実上の野党統一候補として出馬し、元農林水産大臣の山本有二氏を2万票超の大差で破り当選。
これにより小選挙区比例代表並立制が導入されて以降、2000年から自民党が獲得してきた高知県下の小選挙区の議席の独占が、広田氏の当選により一度ストップすることとなります!
2021年の衆議院議員総選挙では、立憲民主党から出馬する意向を表明しましたが、前高知県知事で自民党公認の尾﨑正直氏にで敗れています。
広田一氏の家族に関する情報は今の所出てきていませんが、出て着次第、更新していきます!
広田氏は高知県の食品卸会社の取締役に父に代わって就任されているようでしたが、どこの会社かはっきりとはわかっていません。
もし読者様でお分かりの方がいらっしゃったら問い合わせ欄からのご意見おまちしております~
2023年5月までは、立憲民主党高知県連代表代行を務めていましたが、年収に関する情報はありませんでした。
参考までに、広田一氏はこれまで衆議院議員を2021年まで務めていましたので、衆議院議員の年収を調べてみました。
衆議院議員の給与月額は1,294,000円との記載がありましたので年収にすると、
1,294,000円 ✕ 12ヶ月 =15,528,000円となり、それに期末手当6,350,000円を加えて、年収は合計で21,878,000円となります。
広田氏は主に『自民党の一強独占の打破』を掲げ、演説会等を開き現在選挙活動を続けています。
広田一氏は、ホームページにて以下の公約を発表されています!
くらしをまもる
産業を守る
(1)農業振興
災害から守る
東日本大震災時の防衛大臣政務官と国土交通委員長の経験を活かして、危機管理に取り組む。
地球環境を守る
環境立国の実現
2030年に温室効果ガスを2013年比55%削減。
地域やNGOと協力し、環境教育プログラムの開発や学校などでの環境教育を充実させ、環境と経済が両立する持続可能な社会を構築。
「食品ロスの削減の推進に関する法律」に基づき、国民運動として食品ロスの削減を推進。
「脱使い捨てプラスチック・廃棄物対策」の推進。
水道、農業集落排水、合併浄化槽の適切な配置について見直しを行い、良好な水循環の確保と効率的な生活排水対策を推進。
多様な価値観を守る
多様性を認め合い「共に支えるカラフルな社会」へ
多様な価値観や生き方を認め、互いに支えあい、みんなに居場所と出番のある共生社会をめざそう。
選択的夫婦別姓制度の実現。
部落問題をはじめあらゆる差別の解消を目指す。
信教の自由を必ず守る。
公正で透明な社会システムを通じて、人間の営みと基本的人権を尊重した自由な社会を目指す。
民主主義を守る
「政治改革」の実現
「一強独占=強権政治」を変えて、緊張感のある政治を取り戻す。
衆議院小選挙区比例代表制と政党交付金制度の抜本改革。
参議院高知・徳島などの合区の解消。
議員特権の見直し。
広田氏のX(Twitter)やFacebook上では、動画・写真等で演説などの活動状況を随時報告しています。
X(Twitter)
地元高知県を中心に活動基盤を築き上げてきた広田一氏。早稲田大学を卒業してかばん持ちとしてコクド入社後、ずっと政治活動に取り組まれてきました。
参議院徳島高知選挙区補欠選挙には広田一氏のほかに、高知県議の西内健氏、農業の大石隆英氏が立候補を表明していましたが、広田一氏が大差でやぶり勝利しています!
広田氏の公約の内容は、くらし、地域、災害、国防、震災対策と幅広いですが、是非達成してほしいですね♪
最後までお読みいただきありがとうございました。